Pro-environmental behavior.


■子ども向け事業等(環境関連)
(平成17年4月1日〜平成18年3月31日)
小さな科学者・小さな天文学者体験コース
理学部
17.4.1(金)〜18.3.31(金) 小学生・中学生およびその保護者,学校教員等
 科学する力を体験学習を通じて強めるための活動を行っています。大学オリジナルな教材は他ではなかなか体験できないものです。ぜひご参加下さい。具体的には毎週土曜日開かれている,◎やまがた天文台と出前授業を中心として,◎おもしろ理科実験事業を行います。小学校・中学校(高等学校でも),また,クラブ活動,子供会,公民館などのグループでも「出前事業を希望」とおっしゃてお申し込み下さい。保護者同伴も構いません。主なテーマには以下のようなものがあります。
 *星座教室,宇宙の観察教室
 *極低温(マイナス200度)の世界
 *不思議な光の実験
 *手作り望遠鏡を使って,宇宙を見る
 *親子で学ぼう化学とエネルギー
 *最新天文学,最新科学の講演

体験の様子(紹介パンフレットより)

親子で体験! バイオロジー3
覗いてみよう,ミクロの世界
理学部
17.8.6(土)
小学生・中学生と父母
 本企画は,小中学生の生命現象に対する興味を喚起することを目的として行っており,平成17年度で3回目となります。今回は,私たち自身や周りにいる様々な動物,植物を,顕微鏡を用いて観察します。 参加者に持ち寄ってもらった身の回りのものなどを実験材料として,顕微鏡の下に見られる,生物が作り出した精巧な“かたち”や,生きるための盛んな営みを自分自身で“見る”とともに,視聴覚機器を使用して行うやさしい解説によって生き物のからだが持っている様々なしくみを紹介してくれます。 これらを通した体験から,参加者が理科を身近に感じられる構成となっています。

体験の様子(紹介パンフレットより)

森の学校
農学部(附属演習林)
夏・秋・冬の全3回
小学校3・4年生
 次代を担う子供達が四季を通じて森林と出会い,森林に興味や関心を抱かせながら,植林・下刈り作業,木工・炭焼き・リースづくり,森の探検・秘密基地づくり,野生動物観察,積雪観察,かまくら設営・親雪などのプログラムを3回にわたって実施します。
 子供達にはこれらの体験活動を通じて,森林の多様性や自然の仕組み,森林と人との関わりを学び,森をつくり育てることの意味や資源の循環利用等について理解を深めてもらいたいと思います。また,自然・環境についての科学に,興味と関心を持ってくれることを期待します。

集合写真(紹介パンフレットより)

農業体験
「わんぱく農業クラブ」
農学部(附属農場)
17.5.21(土)〜18.12.10(土)
小学校高学年の親子
 小学4〜6年生の児童及びその保護者に,田植えから収穫・稲藁細工まで,年間(5月から11月まで月1回実施)を通して農作業全般にわたって体験することにより,生産のおもしろさ・農業の重要性・収穫の喜びを体得してもらうことを目的としています。 また,稲の生育を通して,食糧生産の農業,さらには自然科学に対する関心を深めてもらいたいと思います。

体験の様子(紹介パンフレットより)

収穫体験
「大学農場に行こう」
農学部(附属農場)
17.9上旬〜17.10下旬
幼稚園・保育園児等
 幼稚園や保育園の園児等を対象に,農作物(栗・リンゴ等)の収穫及び家畜(牛・羊等)の見学を行うことにより,子供たちに小さいうちから収穫の喜びや農業に対する興味を持たせ,環境保全教育の底上げを図ることを目的としています。 また,食べ物や家畜に対する関心が高まるとともに,大学に対する理解及び自然科学に対する関心を持ってくれることを期待します。

体験の様子(紹介パンフレットより)

「大蔵村 自然塾」 エリアキャンパスもがみ
春・夏・秋・冬の全3回 小学生から大人まで
 山形大学の教員、学生が地元の児童、生徒を対象に春夏秋冬の年4回、大自然を生かしたブナの森探索や天体観測などの授業を行います。

体験の様子(エリアキャンパスもがみHPより)


■その他の大学開放事業等(環境関連)
(平成17年4月1日〜平成18年3月31日)
ゆうキャンパス公開講座
大学コンソーシアムやまがた
17.8.1(月)〜18.10.29(土) 高校生・一般市民
 大学コンソーシアムやまがたは、県内の高等教育機関と山形県がそれぞれの特色を活かしつつ、相互に交流・連携することにより、個々の学校はもちろん、山形の高等教育全体の魅力を向上させ、その成果を地域に還元することをねらいとし、平成16年4月に発足しました。
 この公開講座は、その事業の一つとして、山形大学・東北芸術工科大学・山形県立保健医療大学・東北公益文科大学・山形県立米沢女子短期大学・山形短期大学・羽陽学園短期大学・鶴岡工業高等専門学校・放送大学山形学習センターの共同企画によって開講されます。
 開講講座は、「高校生向け講座」と「市民向け講座」を予定しております。高校生向け講座では、大学への招待という観点から「ゆうキャンパス」各機関の魅力を、市民向け講座では、大学の研究者が、「こころとからだを科学する」、「ゆうキャンパス・山形探訪」をテーマに、いろんな角度から話をさせていただきます。多彩な話を一度に聞けるチャンスです。お近くの会場にぜひお越しください。

サイエンス・パートナーシップ・プログラム 理学部(後援:文部科学省)
17.8.1(月)〜18.10.29(土) 県立山形南等学校理数科
 理学部では、高等学校との連携活動として、文部科学省によるサイエンス・パートナーシップ・プログラム(略称SPP)を実施しています。平成17年度も8月上旬に、山形南高校の理数科と教育連携講座をおこないました。
 物理学科では、佐々木実教授、大西彰正助教授が「物の性質を原子・分子レベルで理解する」をテーマに物質の力学的・光学的・電気的性質を理解する実験を、1年生のクラスで3回にわたって行いました。
 物質生命化学科では、槇雄二教授、伊藤廣記教授、栗山恭直助教授は、「有機化学を分析する」をテーマにエステル合成・アセトアニリド合成・フェノールのニトロ化の実験を行い、機器分析により反応や合成物についての指導を、2年生を対象にして行いました。両学科の大学生及び大学院生も実験補助者として参加しました。

実験の様子(理学部HPより)

やまがた天文台・4次元シアター 理学部・小さな天文学者の会
毎週土曜 一般市民
 やまがた天文台(山形天文台、Yamagata Astronomical Observatory : YAO )は、山形大学理学部NPO法人小さな天文学者の会が協同して運営する市民のための天文台です。一般公開では星空案内人が星空・宇宙を語るガイドツアーを行います。きれいな星空、神秘の宇宙を見て、感じて、お楽しみください★


やまがた天文台(HPより)

山形大学飯豊教室 全学
 平成17年8月1日、山形県の南にあたる飯豊町中津川地区の旧小屋分校において、山形大学飯豊教室を開設し、その式典を行いました。 中津川地区で5年間にわたり「豪雪地の潜在能力開発」をテーマにしていた工学部の梅宮教授が、取り壊しになる予定だった旧分校を町に借用の打診をしたのがきっかけでした。山形大学が打ち上げている基本理念の一つは「自然と人間の共生」であり、その実践を目指し様々な試みが行なわれています。その一つとして本校が置かれている積雪寒冷地の自然を地域特長に置き換え「豪雪山村の潜在能力開発」に着手しました。狙いは体験教育と産業興しの結合です。西置賜郡飯豊町小屋にある旧小屋分校を山形大学が飯豊町から借用し、維持利用します。これがタイトルにある飯豊教室です。山形大学飯豊教室は、大学の施設でありますから何方でも自由に利用することができます。奮ってご利用ください。飯豊教室の現在の平成17年度の活動状況は、以下の4項目です。
1. 工学部後期専門講義「豪雪都市工学」のフィールドワークに活用。
2. 工学部機械工学科3年生「創成実験」の場として活用。毎週木曜日参加学生数9名。
3. 工学部機械工学科4年生卒業研究の実験場。毎週4日間、参加学生7名
4. 地域おこしの「ウッドクラフト・地元チーム(5名)」と11月から共同利用

開所式(HPより)

山形大学出張講義 全学
年間随時 高等学校・中学校・小学校
 山形大学では,開かれた大学を目指し,社会貢献の一環として,本学教員が高等学校等に出向いて講義を行う「出張講義」に積極的に対応しております。各教員が専門分野を活かして,環境関連の講義も数多く行っています。
出張講義等 平成17年度実績
山形大学出張講義案内


環境に配慮した取組