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二瓶友岳 工学部情報エレクトロニクス学科 1年

派遣期間:平成29年8月28日~9月16日(20日間)

 <日本語教室での活動内容>
 日本を知ってもらうために、現地の大多数を占めるイスラム教の文化、慣習と対比しながら日本の文化、行事、考えかた、独特の言葉を教えつつ学生の興味を授業内外で探り取り入れ実用的な日本語や漢字の成り立ちなど復習やゲームをしながら自然に定着してもらう授業を考え行いました。
 自分は主に上級者を担当しました。上級者は日本語を話すのはとてもうまくなにを教えるべきか戸惑いましたが、干支や日常漢字、スラングなど、興味を持ってもらえそうなことを探し授業を進めました。
 初級者を担当した時はひらがな、カタカナ、挨拶を中心に教え、書き順、文字の覚え易い覚え方などを英語を混ぜながら説明しました。
 中級者を担当した時は、体の部位の名称、動詞の漢字をやったり日本語能力検定の質問を聞いたりと様々でした。
 意識したことは文法などではなく、リアルな日本人が教えなければわからないことを教えるように心がけました。

<日本語教室以外での交流内容> 
 授業外は日本語教室に来る学生がゲストハウスに来てくれました。目標の一つ「夢を語り合う仲間を作る」を達成するためその時間は一人の時間をなるべく少なくし、自分から本心を話し、日本人の建前、国際問題、宗教関係、将来の夢などを学生と話したりインドネシア語を教えてもらったりして距離を縮めることができたと思います。ガジャマダ大学の学生はみなビジョンが明確で大体のことに対して持論を持っていて誤魔化す日本人の性格についてどうするべきなのか、自分は果たしてできているだろうか、と考えるきっかけになりました。他には外食や観光、カラオケなどに行き現地の人でないと行けないような飲食店などにも行きインドネシアの店のシステム、信頼関係、貧富の差、見えない階級社会のことをいろんな質問をしてジャワ島を少し理解できたと思います。明石工業専門高校からインターンをしに来ている自分と同じ専攻の同い年の学生と話す機会があり同い年なのにもう将来を見据えてインターンをしている姿に考えさせられ、自分も将来を考えていかないといけないと思いました。また、名古屋大学の法学部の学生がよさこい踊り、茶道を教えに来るイベントがあり少し協力させていただいたのですが、そのプレゼンやデモンストレーションを見てとてもわかりやすく面白く紹介していたので自分の日本語教室でも生かしました。

<参加目標への達成度と努力した内容>
 今回の参加目標の一つ「同じアジアとして共通点、違う点を多くの出会いを通して見つけ、日本語教室に来る学生の日本への興味を高める」。実際、多くの発見がありました。インドネシアのトップ大学かつジャワ島でのことだけかもしれませんが例を挙げます。共通点は、敬語があること・少しシャイなことです。違う点は、基本ジャワ語、インドネシア語、英語は話すことができ、高校で第二外国語があること・朝がとんでもなく早いことでした。
 イスラム教徒が大多数を占めるが人によって信仰の度合いが違いそれに応じて守るイスラム法が違うことなど、実際に話してみて初めてわかった日本では数少ないイスラム教に対しての理解が深まったと思います。
 また、その時に仏教、神道のことを話し日本特有の考え方についても理解してもらえたかなと、思います。

<プログラムに参加した感想> 
 今回、学生大使のプログラムを通して「友情に国境・文化は関係ない」ことを分かったことが一番の収穫だと思ってます。お互いの国について近隣諸国との関係について、宗教観について、将来の夢について、お互いの文化について、ビジネスについて、学校制度について、とことん語り合う。時に笑ったり、時に相手に質問、意見する。私は3週間これを続けて多くの友達を作りました。一人のあるプロジェクトに協力することになったし、他の人もSNSなどで今後もつながりを維持し広げていくつもりです。
 授業面は、とても楽しかったです。そして日本語を勉強してくれる姿勢に感動しました。とても理解が早く教えがいがあり毎回用意したネタを全て吸収してくれたので、明日は何を教えようかとネタ探しに悩んだのもいい思い出です。こうして調べたことで日本文化についてまだまだ知らないことはたくさんあり、日本人としてさらに日本の知識を深めようと思いました。

 <今回の経験による今後の展望>
 今回の3週間、様々な経験をして自分の中の世界が広がったと思います。今後、この貴重な経験を生かして、新しい場所にどんどん飛び込んでいけたらなと思います。多くのムスリムと関わり、ムスリムに対するイメージが変わりました。現在、日本国内では国際テロなどの組織がイスラム教を名乗っている影響なのか、イスラム教に対する偏見や反感などがあると感じます。「そんなことはないイスラム教は、本当は自由であり、人はもちろん、虫も殺すことを禁止しているんだ」ということを広めて行きたいと思います。そして、英語を使う機会が大学内も街でも多かったおかげでスピーキング力に少し自信がつきました。ヨーロッパに興味があるのでこれからも様々な文化を、留学生などを通して触れ世界を広げて行きたいです。

一番多く食べた魚LeLeの画像
一番多く食べた魚LeLe

プログラム修了証授与式の画像
プログラム修了証授与式

授業風景の画像
授業風景

有機農業見学の画像
有機農業見学