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正田和輝 工学部 情報・エレクトロニクス学科 3年

派遣先大学:ガジャマダ大学 

派遣期間:2019年9月12日~10月1日 

学生大使を終えて多くの学びがありました。

かなり堅苦しいネーミングのプログラムなので、どのような事前準備をしたらいいのか全く分からず現地に先についている方に話を聞いたりしました。
辛いもの、甘いものが大好きだという事で、日本の激辛カップ麺やお菓子を持って行きました。
日本語もかなり話せるという事だったので、平仮名カタカナ表だけでなくちょっと難しめな本のコピー等も持っていきました。
現地ではチューターの方が迎えに来てくださり、学生寮まで案内してくださいました。ついたのが金曜日で交流会の日でした。ガジャマダ大学生の発表、山大生の発表もあり文化理解でき、椅子取りゲームや気配斬りをして遊びました。2時間程でしたが、大いに現地の方と交流ができました。
土日はチューターの方々がインドネシアの文化を伝えるために様々なところに連れてくださいました。
モスクでの礼拝のようす、現地の人々の暮らしのようすが、学校から一歩外に出ることによって体感できました。
日本と環境が大きく違っていたり、辛いすぎる料理だったりととても体に、負担がかかりお腹を壊すこともありましたが、
できる限り日本人の口にあった管理のされたお店に毎日連れて行ってくださるので、災厄の事態は免れたかと思います。
日本語の授業では、初級中級上級と3つのクラスにわけて教えました。
毎回どんな授業にするのか、どうやったら主体的な授業が組めるのか毎日悩みました。 文法から単語、和作文までさまざまなことを自分の知っている知識をふんだんに盛り込んで毎日授業しました。
多くの人には喜んでいただけたように思えたので、やりがいがありました。
生まれた時から使っている日本語にどのような法則があるのか教えるために考えることで日本語の難しさを感じました。
文法も自分が英語を先生から教わったように5文型を軸に教えました。
会話となると自分は文法的に話していないので、会話の時、口語の時で違うことを教えるのが難しかったです。
朝の授業が終わりお昼ごはんを毎日学食で食べました。
学食のごはんは外の店よりも質が良く、食べやすかったように思います。
辛いものを避けて選んでいると、気付けば毎食mie Goreng か nasci Gorengを、食べていました。
午後のクラスでは人がぐっと増えるので、問題形式で新しい単語を教えました。
少しローカルな教科書には載ってないようなことを教えるととても盛り上がるので、たまらなく楽しかったです。

<参加目標の達成度と努力した内容>
全員でインドネシアには11人が行きましたが、ガジャマダ大学に着いたときにはすでに2名が帰国しており9名でした。
現地に着いてからも、次の日には病気で1人帰国、次の週には続々と仕事を終え3人ほど帰り、9月3週目の頭には2人事後学習のため帰国、そのうちに残りの2人も帰国したため一人で日本語クラスを上級中級初級を1人で授業を行いました。 今回学生大使として派遣されてインドネシアに行きましたが、現地の人が1から80まで面倒を見ていただいたので、とても充実したプログラムだと感じました。
どうして100ではなく80なのかと言いますと、最後1人になってから4日ほどインドネシアにいましたが、チューターと呼ばれる方達は一切面倒を見ていただけなかったからです。もっと人がいるときは、ボロブドゥールに行ったり、買い物に行ったりと楽しい休日でしたが、最後の休日は現地学生がテスト期間に入ってしまいそれどころではなかったそうです。

<今回の経験による今後の展望>
日本語のレベルが高い人が多くいました。
日本語のレベルがあまりにも違いすぎたので、1人で授業をするのは困難に思えました。私は1人で授業を行いましたが、それは現地の学生の力があったからできたことであっ て、派遣された学生全員ができることとは思えません。
なので学生課の方はどんな人がどのくらいの人数いくのかしっかり報告したり、日程調整をするべきだと感じました。私は現地に行ったとき11人もきていることを知らなかったですし、さいごひとりになることも知りませんでした。
あまりにも杜撰な派遣プログラムになりかけてたわけですか ら、来年度の課題としてあげていただけたらと思います。