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宍戸佳美 人文社会科学部 人文社会科学科 1年

1 日本語教室での活動内容
 学生大使7人で初級、中級クラスに分かれてUGMの学生に日本語を教えた。多いときは学生大使一人に対して5人、少ないときは1人というように差があった。インドネシアに着いて、初めての日本語クラスでは全く計画なしに一人一人が臨機応変に対応していた。私は初めてのクラスでは初級クラスを担当した。初めての日本語クラスでは50音表を使ってひらがなを読むときに参考になる母音と子音をはじめに教えた。つまり授業の始まりは50音表を使ってひらがなの読み方を教えた。その際は、まず私自身が「あいうえお」と発音し、そのあとに学生に同じように音読をしてもらった。読み方を終えた後は濁点や半濁点について説明した。その後は、UGMの学生が日本語で知りたい単語は何かを聞き、それをひらがなで書いて読んだ。初日はこのような進め方だったが、日にちが進むにつれて様々な学生と出会ったためそれぞれの学生が求めることをしていた。たとえば、漢字、自己紹介、日常会話などをした。また、ひらがなや漢字を書く際には左から右、上から下などの書き方のルールも教えた。結果も大事だがそれまでの過程や理由も大事だと思い伝えたかった。中級クラスの学生は日本語が達者な学生がほとんどだったが、会話をしたいという学生が多かったため会話中心に授業を進めていた。初級クラスでは必ず読み方をしてから前に書いた内容を日々続けていたが、その日の学生に合わせた授業をした。

2 日本語教室以外での交流活動
 このプログラムを支えてくれている現地のインドネシア人との交流はとても濃く、意義のある交流の時間だった。平日は日本語教室があり、その方々との交流の時間は少ないが、授業が終わりホテルに戻ってからロビーに集まりみんなで一緒に過ごす時間が平日のなかでも一つの楽しみだった。そこではトランプで遊んだり相談を聞いてもらったり、趣味の話をしたりみんながみんな自分たちの好きなことをして現地のプログラムを支えてくれている方たちと仲良くなり、交流をしていた。金曜日にはバドミントンのクラブもあったのでそこに参加し、現地であったばかりの人たちとバドミントンをした。スポーツをすることで言葉は通じなくとも気持ちが通じ、みんなで思う存分楽しめたと思う。土曜日、日曜日にはその方たちにジョグジャカルタで有名な場所に連れたいただき観光などをした。印象的なものとして、ボロブドゥール遺跡とビーチがある。世界最大級の仏教建築で見た途端から偉大さを感じた。ビーチではみんなが自然に楽しんでいる姿が印象に残っている。また、サンセットが美しかった。土日などの休日も現地のプログラムの人たちが進んでインドネシアの有名な場所や食べ物、ものを紹介していただきインドネシアの多くを体験できた。

3 参加目標への達成度と努力した内容
 このプログラムに参加しようとした最も大きな理由は、ほかの国の見たことのないものをみたい、その国の人の考え方や価値観を知りたかったからである。そして目標は、理由であるこれらを体験し、理解することである。この目標の達成度は90%ほどである。残りの10%は、インドネシア人の考え方や価値観を知り、触れることはできたが、今回のプログラムは日本人学生7人で共に行動をすることも多々あったため完全にインドネシアの生活の体験や、インドネシア人との交流ができたとは少し言い難いためである。しかし、やはり多くのインドネシア人と関わることによって彼らの価値観や生活に触れることができ、良い機会だったと考える。

4 プログラムに参加した感想
 今までに何度か中国へ行ったことがあり、海外は初めてではなかったが中国とは違うことも多くあり、新しいものを多く知り体験できた。今回のインドネシアへ行ったことの中で学んだ私の中で最も重要だと思うのは、インドネシア人の考え方である。日本人と共通する面もいくつかあると思うが、日本人にはないものがインドネシア人にはあると強く思った。私がインドネシア人に感じたことは、誰に対しても笑顔で接し、笑顔が素敵な人々だということである。すれ違いざまに目が合うとにこりとしてくれた時はこちらの気持ちが晴れやかになった。日本人は目が合ってもそらしたりすることが多い中、この笑顔を向けられることによって、彼らにとって些細なことであっても私にとっては一つの救いであった。また、彼らとともに生活することで感じ取ったのは、焦る必要はなく、これからの事を心配するよりも今を生き、努力することが大切であることを学んだ。私は将来のことを心配することが多々あるため、彼らのような考えをすることでいくらか自分の気持ちを落ち着いて整理できることに気が付いた。このプログラムに参加したことによって、インドネシア人の価値観や考え方、生活を知ることができて自分にとって大切な一つのきっかけとなった。

5 今回の経験を踏まえた今後の展望
 私は将来的に通訳者になりたいと考えている。中国語、日本語、英語をしっかりと学び使えるようになり、人々をつなげたいと考えている。今回インドネシアへ行って感じたことは、彼らの多くが日本語に興味があり、日本語を学びたいという姿勢が強かったことである。現地のプログラムの方々も日本語がとても達者で私は自分がとても恥ずかしくなった。彼らと私は同じ気持ちで、目標も近いはずだが、語学力に大きな差があったためである。そこで私は恥をかいたからこそそれをばねにこれからも中国語、日本語、英語をより丁寧に真剣に学んでいこうと考えた。

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