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”Seek the adventure"- 新しい冒険を求めて… 人文学部総合政策学科3年 ONONBAYAR BOROLDOI

2011年8月25日から2012年1月20日までの4ヶ月間、アメリカ留学を満喫しました。短い間ではありましたが、沢山の人と出会い、習うことを習ったり教えられることを自分なりに教えたりして、とても有意義な半年を過ごせたと思います。

まず、違うバックグラウンドから来た人たちと一緒にいることでそれぞれのダイバーシティを感じることができました。アメリカ人は、発言力が 優れているのと社交的な性格を持っている一方、アジア系の留学生は真面目で一般に優秀だというイメージがあります。それに比べて、アラビア系の留学生は自 分の宗教に非常に敬意を持ち、リーダーとして成長したいという情熱が感じられます。この人達は皆、それぞれのバックグラウンドに基づいた違う価値を持って います。その「価値」の違いによってお互いの意見に反対することもよくみられました。なので、このダイバーシティを越えて、自分と全く違う「価値」を持っ ている人とでも同伴できる包括力を身につけるのは国際人としての第一歩だと思いました。

英語で先生方は「Empathy」(共感的理解)だとよく述べますが、その人の意見を受け取って、それに加えて自分の意見で工夫するという 能力はとても大事です。それこそが、アメリカならではの経験だと思いました。語学力に変化があったかどうかは自分では何とも言えませんが、人の前で自分の 考えていることを英語で表現する自信を持てました。「俺、やっぱりできなさそう」と慌てるより、無理やりでも取り掛かってみれば何とかなることがわかりま した。

アドバイスとしては、何事にも好奇心を持ってほしいです。そのうち、自分が行きたい方向をつかめるので、考えてばかりいるよりも行動に移しましょう。自分の前に新しい壁を立てて、その壁を潰すたび達成感が生じます。

以上の理由で、僕は今回の短期留学を「Seek the Adventure」というモットーで過ごしました。