山形大学2020年度アニュアルレポート

⼭形⼤学基⾦

-皆さまの想いが明るい未来を創り、次世代へと継承-

 山形大学基金は、本学における学生支援及び教育研究支援等に資することを目的に創設いたしました。山形大学の更なる飛躍と発展のために、皆さまからの末永いご支援とご協力をお願いいたします。

経済的修学困難学生への支援

経済的な理由で修学に困難がある学生等に対して支援を行うことにより、意欲と能力のある学生が希望する教育を受けられるよう支援することを目的としています。具体的には、次のように活用されます。

入学料、授業料及び寄宿料の全部又は一部免除

学資金の貸与又は給付

学生の海外への留学に係る費用負担

ティーチング・アシスタント及びリサーチ・アシスタント業務に対する手当等負担

大学公認学生サークルへの支援

小白川、飯田、米沢、鶴岡の各キャンパスにある各「大学公認学生サークル」を個別に指定してご支援いただくことができます。

山形大学運営全般への支援

以下の支援事業を柱としております。各事業の詳細につきましては、年度毎に諸状況を勘案しながら計画します。

学生支援/課外活動(団体、サークル等)、キャリア形成・就職、優秀学生への奨学金等

教育研究支援/基盤共通教育・専門教育、学術研究推進等

国際交流支援/海外留学、外国人留学生、海外大学との交流等

キャンパス環境整備支援/安全・安心・快適なキャンパス整備、バリアフリー対応等

社会連携・社会貢献活動等支援/卒業生等との交流、ボランティア活動、地域交流・貢献活動等

その他基金の目的達成に必要な支援

学部等への支援

学部等(所属する研究室を含む)を指定してご支援をいただくことができます。なお、本支援へのご寄付の一部(30%)は全学事業に充当させていただくこととしております。

附属学校(園)への支援(令和3年度から開始)

附属学校(園)GIGAスクール構想に基づくICT等の環境整備へのご支援、新たな教育(将来構想)に基づく研究活動、教育活動へのご支援をいただくことができます。

やまだい未来へつなぐプロジェクト(令和3年度から開始)

本学の使命に貢献し、かつ、目的と期間を限定した寄付プロジェクトです。より個別・具体的な教育研究活動、キャンパス環境整備、大学経営環境の向上等を推進します。なお、各プロジェクト終了後に、寄付金の使用用途等を報告します。

税制上の優遇措置

山形大学基金への寄附金は、所得税法上の寄附金控除の対象となる特定寄附金又は法人税法上の全額損金算入を認められる指定寄附金として財務大臣から指定されております。また、経済的な理由で修学に困難がある学生等に対する支援にご寄附いただく場合には、「所得控除」制度に加え『税額控除』制度が適用になります。詳しくは、山形大学基金ホームページをご覧ください。

令和2年度の実績

 令和2年度は、世界的に未曾有のパンデミックに襲われ、本学でも全学的なオンライン授業の実施、教職員の研究出張やサークル活動の自粛等、様々な事業に影響を及ぼし、臨機の対応を余儀なくされました。
 このような中、「山形大学基金」では令和2年4月に「新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済的困窮学生支援のための緊急募金」を開始し、卒業生や学生保護者、地域企業や本学教職員など多くの皆さまからご寄付を賜り(前年度比:受入金額152%、件数100%増)、困窮する学生を支援することができました。具体的な受入額や支援内容につきまして、以下のとおりご報告するとともに、篤く御礼申し上げます。コロナウイルスによるパンデミックは、未だ収束が見えない状況でありますが、本学としては引き続き“誰一人取り残さない”覚悟で学生を支援してまいりますので、引き続きのご指導とご協力をお願い申し上げます。

令和2年度 山形大学基金受入状況(申込みベース、括弧内は前年度実績)

受入金額:50,127,884円(19,871,772円)

受入件数:974件(485件)

令和2年度 寄附目的別内訳

令和2年度 山形大学基金受入状況(申込みベース、括弧内は前年度実績)
令和2年度 山形大学基金受入状況(申込みベース、括弧内は前年度実績)

お問い合わせ先

山形大学基金担当 TEL:023-628-4497 E-mail:yu-kikin@jm.kj.yamagata-u.ac.jp

山形大学基金ホームページ https://www.yamagata-u.ac.jp/jp/fund/

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