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山形大学将来ビジョン

基本宣言

山形大学は、社会と「共に育ち、共に創り、共に生きる」を実践し、
一人ひとりが幸せを手にする世界を目指します。
山形大学は、あらゆる垣根を越えて、人と人、知識と知識を縦横無尽につなぐちからで、
新時代を切り拓く人材と新たな知を創出し、多様な人々が出会い活躍する「コモンズ」として、
地域から愛され、地域と共に発展する大学になります。

    

教育のビジョン

山形大学は、地域・社会の「コモンズ」として、学生と地域の人々をつなぎ、多様な「共育」環境を生み出しながら、学生が自分の成長を実感できる学びを提供していきます。社会のいかなる変化にも対応できる「深く考え実行する力」と「果敢に挑戦する心」を持ち、他者と力を合わせて持続可能な幸福社会を創りあげる人材を育てます。

◆目標1(深く考え実行する力)
 デジタル社会に適応した「時と場所に制約されない学び」の環境を積極的に整備し、AIの時代を生きる人間としてなくてはならない、自ら課題を設定し、深く考え、実行する力を育てます。

◆目標2(果敢に挑戦する心)
 地域・世界の課題に挑戦する多様な機会を設けて、学生が自分の個性をもとに新たな可能性を発見し、より高い目標へと挑戦する心を育てます。

◆目標3(他者との協働)
 大学と地域が一体となって、健康で活気に満ちたキャンパスライフを実現し、社会の一員として他者と協働する「市民」としての成長を支えます。

研究のビジョン

山形大学は「コモンズ」でつながる膨大な知から、夢に満ちた研究を長期的視野で醸成し、その研究の発展からイノベーションを創出するライフサイクルを構築します。幸福社会を実現するための幸せの素となる知を、あらゆる角度から総合的に創出します。

◆目標1(知の探究)
 研究活動の自主性・自律性を大切にして、地域・社会に変革をもたらす研究成果の創出や真理の探究を行います。

◆目標2(持続的な幸福の追求)
 多様な組織・機関との領域・分野を越えた学術連携を推進し、地球規模・地域規模での持続的な幸福(sustainable well-being)の実現に貢献します。

◆目標3(研究コミュニティの創出)
 長期的視野に立った研究マネジメントを行い、有機的に集合し成長する総合知の研究コミュニティを創出します。

社会共創のビジョン

山形大学は「コモンズ」でつながる地域の人々・組織と共に、幸福社会の活力となる多様な人材と地域に根ざした新たな価値を創出し、頼れる知のパートナーとして、地域の持続的発展を支える社会基盤となります。

◆目標1(持続可能な地域社会の実現)
 地球的な視野で、地域社会との対話と協働を図るとともに、地域のもつ資源や特性に応じた持続可能な地域社会のモデルを構築し、社会の様々な場でその実現に貢献する人材を育成します。

◆目標2(世界へと広がる価値の創出)
 山形県全域にわたるマルチキャンパスを「知のアーカイブ」にして、各地域で継承される伝統知とデータ駆動型社会で蓄積される新しい知から、世界へと広がる新たな地域価値を生み出します。

◆目標3(健康長寿社会の実現)
 幸福な社会の中核となる地域医療を担う人材の育成や最先端医療の提供を通じ、人口減少社会の未来を見通した健康長寿社会の地域モデルを実現します。

経営のビジョン

透明性の高い経営で、社会からの信頼と期待に応え、ステークホルダーが積極的に参画する戦略的経営を推進します。地域の人々がつながり、活動する「コモンズ」として、地域にとって不可欠の存在となる大学を目指します。

◆目標1(信頼と期待に応える経営)
 機関分析に基づく戦略的な資源配分で学術機関としての機能と価値を高め、コンプライアンスと市民目線の情報公開を徹底して、社会からの信頼と期待に応える経営を行います。

◆目標2(ステークホルダーの参画)
 経営に参画する幅広いステークホルダーとの互恵的協働関係を構築し、予測不能な時代の変化を乗り越える強靭な存立基盤を確立します。

◆目標3(コモンズとしてのキャンパス)
 多様な人々が集い、安心安全な環境でのびやかに活動する「コモンズ」として、キャンパスのサービス機能を拡張し、様々なパートナーと共に地域の活性化に貢献します。

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総務部 総務課 秘書広報室
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